旅の報告④


今回は『享楽大好きブラザーズ』を案内するため、
フィリピン夜遊びの原点であるマニラの歓楽街を探索したが、
6~7年ぶりに目の当たりにした衰退ぶりたるや燦々たるもの。

オフィス街マカティのオアシスと言われたPブルゴス通り。
車2台分ほどの幅の数百メートルの弓なりの抜け道に、
約20軒のゴーゴーバーが軒を連ねるマニラの裏名所。

外国人相手の商売なので治安の良さが売りだったはず。
しかし到着してまず物売りの多さに辟易とした。
昔は見かけなかった目つきの悪い連中が勃起薬を手に寄ってくる。

アンヘレスにもこの手の物売りは多数生息しているが、
断るとすぐに諦めて次の客を探しに行く。
ところがPブルゴスの物売りはどこまでも執拗に付いて来る。

相手にしないで無視を続けていると急に悪態をつきやがって、
南大門市場の偽ブランド屋のポン引き朝鮮人と全く同じじゃねぇか。
さらに乞食の子供も大勢いてポケットに手を突っ込もうとする。


こりゃたまらんと目の前のバーに入ったが、
21時近くだと言うのに客は我々だけという閑散ぶり。

オネーチャンのレベルの高さが売りだったはずなのに、
ステージ上には豚とゴリラとヤク中が勢ぞろい。
この化け物屋敷でドリンク代がアンヘレスの3倍とは悪い冗談。

しかも入店と同時にフロアの女達がワッとテーブルに群がり、
餌をねだる子ツバメの如く大きな口を開けて「ドリンクちょ~だい!」。
そのドリンクは1杯がマニラの最低賃金を超えてるという暴利。

事態が飲み込めず女に取り囲まれて、
パニックを起こしてる乱痴気君の腕を引っ張って早々に店から退散。
もう一軒入ってみたが状況はほぼ一緒。


料金が高いから客の財布が硬くなりドリンクの注文は減り、
キックバックが欲しい女達のおねだりが激しさを増し、
客が減るからさらに料金を値上げするの悪循環だな。

薄利多売で効率を良くしてるアンヘレスに客が流れるはずだ。
この夜は我々以外にはマニラ湾に一時寄港中の米海軍の兵隊のみ。
彼らはたまの陸だし普段金を使うことも無い。

さらにいつ戦死するかわからないので、
多少高くとも気にせず使うときに金を使う。
兵隊達がいなかったらPブルゴスはゴーストタウンだったかも。

気分が悪いのでPブルゴスから早期撤退を決め、
タクシーに乗って『エドサ・エンターテイメント・コンプレックス』、
通称『エドコン』に向かう。

―続く―
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旧『ご乱心日記』
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