台湾の旅⑤


前回の台湾旅報告に一部手落ちがあった。
『台湾のアキバ』の次に、
『台湾の中のフィリピン』に寄っていた事を書き忘れた。

小桑田さんは多忙の身でなかなかまとまった休暇が取れない。
その貴重な時間を台湾かフィリピンかでギリギリまで悩んでいた。

だから台湾に決定した後でもフィリピンに未練があると言うので、
台湾人でもあまり知ってる人がいない『比人ビル』に案内した。

そのビルは中山路沿いに存在し、
日曜日には台北中の比人労働者が集まってきて、
ビル周辺の歩道まで市場の如く露天がズラリと並ぶ。

しかし平日は殆どの店が閉まっていてビル内は閑散としている。
それでも雑貨屋と美容室が一部営業していて客の姿もちらほらと。

ある雑貨屋を覗くと食事中だったので店を出ようとしたら、
「アンタらも食べてきなさいよ」とオバピーナに呼び止められる。
このビル内は完全にフィリピンなので、こんな事も珍しくない。

小桑田さんも加わり話が盛り上がり良い気分でビルを出たが、
地下鉄に乗ってからあの店に傘を忘れた事に気がつく。

「アナタを案内してて傘を無くした、これはアナタの責任だ」と、
傘を弁償するように小桑田さんに言い掛かりをつけてみた。

勿論冗談だが、昨今問題視されてるクレーマーって、
要はこんな感じで自分の都合の良い様に物事を解釈し、
ワガママを権利と履き違えて振り回しているんだよな。


礁渓が属する宜蘭県は土地が肥沃で野菜の名産地として有名。
その地場ものの野菜をふんだんに使った宜蘭料理専門店に、
台北から戻った足で入り小桑田さんとコース料理を堪能した。

この宜蘭料理専門店に関しては、
旧日記の2012年5月3日に詳しく書いてあるので、
興味のある方はご参照を。


小桑田さんにとって実質的に台湾最終日。
台湾全土は天候が回復したが北部の先端のみ雨雲が残ってる。
そしてその場所に今回の旅の一番の目的地がある。

鉄ちゃんの小桑田さんが楽しみにしていた十イ分
私も前々から興味があった場所で写真を撮りに行きたかった。
しかし雨が降っててはわざわざ出かける意味も薄い。

そこでこの日はお互い自由行動として、
小桑田さんは一人で台北探索に行く事になり、
日本から引きずってた風邪が回復しない私は休養日にした。


その前にまず洗濯をしようと二人でコインランドリーに行く。

台湾はここ1~2年でコインランドリーが増え始めて、
長期の旅もとても楽になってきた。
以前は毎日手で洗っては部屋に干し、時に生乾きのまま移動していた。

長雨の影響で礁渓のランドリーも大盛況。
乾燥が終了するまで温かいランドリー内に留まり、
ここまでの旅の総括を小桑田さんと話し合う。

実はこの段階で小桑田さんは『帰りたくない病』に冒され、
「明日の帰国の事を考えると憂鬱なんですよ…」とぼやいていた。
初台湾で完全に台湾に魅せられ嵌り、依存症になってしまったようだ。


その小桑田さんがヲタクの執念を見せ付けてくれた。
なんと前日の『台湾のアキバ』ではついに見つからなかった、
日本で入手困難と言う美少女アニメのDVDを見つけ出してしまった。

台湾での漢字のタイトルをネットで調べメモをして、
DVD屋に片っ端から入って店員に聞きまくったという。
あまりの嬉しさに台北探索を早々に切り上げ礁渓に戻ってきた。


礁渓、そして台湾で最後の夕食は、
またあの巨乳娘の店が良いという小桑田さんの強い要望で、
宿の近くの安食堂に入る。

炒飯が劇的に美味かったので炒麺を頼んだらこれは大ハズレ。
メニューに『田鶏』とあるのを田鰻と勘違いして頼んだら正体は蛙。
ニンニクと生姜がたっぷり入ったスープで身体が芯から温まる。

でも巨乳娘は店に出ておらず小桑田さんの気持ちは冷えていた。
今回の旅で小桑田さんは『女運』だけは良くないようで、
誰もが一目惚れする温泉宿のフロント嬢と一度も遭遇していない。

という訳で、次回で小桑田さんはついに帰国となる。

<でもまだまだ続く>
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旧『ご乱心日記』
http://www.geocities.jp/haruasia/randa/ran001.htm

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