フィリピン近況②


フィリピンでは例によってアンヘレスに滞在した。

もう10数年通い続けている街だが、
その時その時で様々な変化が起きている。
今回遭遇したのはストリートチルドレンのスリ団。

たまたま日程が重なった友人と昼食を摂った帰り道。
向こう側から10人ほどの乞食小僧共が集団で来て、
嫌な予感が的中し二人共囲まれてしまった。

友人の持っていたカバンが目当てなのは明白。
豆粒のような小僧どもなので力で蹴散らすのはわけない。
しかし子供の乞食は大人の元締めが必ず監視している。

「とにかく逃げて!」と友人に声をかけ、その場を走り去る。
しかしこのガキ共はしつこく後を付けてきたので、
近くのホテルに逃げ込み奴らが諦めるのを待つ。


その夜、繁華街中心のコンビニ前に屯する、
この小僧スリ団を発見したのでしばらく観察していると、
リーダー格の小僧が他のガキ共を支持していた。

メイン通りを歩くカモを見つけると3~4人で囲み、
二人がカモの腕を掴んだりして気を逸らし、
他の1~2名がポケットやカバンを漁るという手口だ。

いかんせんガキ共なので殆どが未遂で終わってるが、
酔っ払って浮かれてるとまんまとヤラれてしまうだろう。

財布を取られるだけで済めば良いが、
迂闊にも小僧を殴り飛ばしてしまうと、
見張ってる大人が飛んできて大事になる。

その場合、駆けつけた警察官もグルで、
示談金と称して大金を強請られるという段取りが待っている。


しかしアンヘレスは外国人観光客で成り立っている街。
せっかくの金づるに悪評がたっては死活問題なので、
質の悪い連中は地元がすぐに排斥するはず。

この話を聞いたマニラ在住邦人が明確な回答をくれた。
ストチルを仕切るブローカーがガキ共をかき集め、
ジプニーに乗せてアンヘレスに連れて行ったのではとの事。

ジプ内に寝泊まりさせ短期間で荒稼ぎをして、
摘発が行われる前に逃げ出そうって寸法らしい。
比較的治安が良いと言われるアンヘレスでも油断禁物。

今日現在は既に小僧スリ団は撤退してるかも知れないが、
オネーチャン目的で集まってくる裕福な外国人の、
懐を狙った輩は常にアンヘレスを暗躍してると思ったほうが良い。
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旧『ご乱心日記』
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