台湾療養の旅⑥…乱痴気君狂想曲其の四


台湾からの帰国便が朝早いので、
前日は台北に泊まることにして礁渓を去る。

最後の朝風呂を味わったが湯の温度がやけに低い。
乱痴気君が来てから湯の出も悪くなった気がしてた。
やっぱりヤツは疫病神なのか!?

乱痴気君も帰国日は一緒だが午後便なので、
ギリギリまで礁渓にいられるのに付いて来おった。
しかもモタモタしてるのでバスを目の前で逃す。

少しは反省してるかと思いきやバスに乗るなり、
置屋のネーチャンの話を嬉々として大声で喋り始めた。
台湾には日本語を理解する人が驚くほど多いと言うのに…。


台北駅にほど近いゲストハウスにチェックイン。
まだ部屋に入れないので荷物だけ預けて出かける事に。

台北は陽が射すと25℃前後まで気温が上がるが、
曇ってしまうと急激に冷え込んでくる。
なのに乱痴気君はTシャツに短パンという軽装。

街中では皆ダウン等の冬支度で歩いてるので、
乱痴気君だけが完全に浮いている。
軽薄で軽率な、ヤツらしいと言えばそれまでだが…。


昨年の後半から運気が悪く病気になったりしていたので、
厄祓いをするためも行天宮に向かう。

ボランティアのオバサンたちが無料でお祓いしてくれるので、
乱痴気君にもお祓いをしてもらえと列に並ばさせる。

どの人も皆、神妙な面持ちで順番を待ってるのに、
乱痴気君ひとりだけがヘラヘラ笑ってるので非常に目立つ。
ヤツ自身が厄害なので、お祓いと同時に消滅するかと期待したよ。


行天宮前の交差点下の地下道は『占い横丁』として有名。
数年ぶりに様子を見に行ったらどの店も「日本語可」になってて、
しかも料金がかなり値上げしていた。

そして以前はひっそりと営業してたのに、
どの店も客引きをしてて、しかも結構しつこい。
優柔不断な乱痴気君がすぐに捕まったのは言うまでもない。

鬱陶しいのでそのまま置いて帰ろうかと思ったのに、
私が足早に去るのが見つかってしまい小走りに追いかけてきた。

そのくせ駅に着くなり勝手にトイレに行ってしまい、
またも目の前で電車を一本逃す。
行天宮での厄祓いもこの厄男には効果が無いみたいだ…。


ゲストハウスの最寄り駅で地下鉄から地上に出ると、
「スーパーに行きたいんですけど」言い出す乱痴気君。
次の予定があるので「15分だけだよ」と釘を差し買い物へ。

もうゲストハウスに戻らねばならない時間なのに、
今度は「豆乳が飲みたい」とふざけた事を言い出す乱痴気君。
実はそのスーパーの隣に行列が出来る有名店があるのだ。

「そんなに飲みたいなら行ってくれば?俺は宿に戻るけどね」
と突き放したら、焦った顔して後を付いてきた。
やはり占い横丁にヤツを置いてくるべきだった。


この後は帰国までお互い別行動となる。

後日ヤツから何をやらかしたか報告を受けてるので、
次回ダイジェストでお届けしようかと考えている。

<たぶん次回が最終回>
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旧『ご乱心日記』
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