フィリピン報告③


アンヘレスで馴染みのバーに入るなり、
「ママを助けてあげて」とウェイトレスが来た。
何事かとついていくと店の奥から日本語が聞こえてくる。

日本人客が日本語で一方的にまくしたて、
ママさんが困った顔をしながら頷いている。
あれ?ここのママ、日本語出来たのか!?

「どうしたの?」とママに聞くと、
「日本語で言われてもわからないのよ」と客を指差す。
「この人、何が言いたいのか教えて…」

浮き世を忘れにアンヘレスまで来てるのに、
面倒くさいなと思いつつ「どうしました?」と訊ねると、
「なんだお前は!」とその日本人は口の利き方も知らない。

相手にしたくなかったがママとの付き合いも古いし、
ムカムカする気分を抑えてその野郎の話を聞いてやる。


読む人によってはソイツの素性がわかってしまうので、
詳しくは書けないがくだらない事で揉めていた。
事務的に通訳をしてあとはママに任せ席に戻る。

その日本人は納得したのかしないのか、
よくわからなかったがとにかく店を出て行った。
お礼どころか私に一言の挨拶も無しに。

「あの人、いつもあんな調子で本当に困っちゃうのよ」
ママの話だと長期滞在者でよく来るがとにかくケチ。
別の長期滞在邦人にも迷惑をかけているという。

あんなヤツでもなんとかなっちゃうのがアンヘレス。
そのまま澱の様に居着いてる社会不適合者の噂も耳にする。
だからこの街であんまり日本人と関わりたく無いんだよな。

と言うわけでフィリピン報告はひとまず終了。
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旧『ご乱心日記』
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